2020/03/13

Day19 Semi Finals

Semi finals当日

昨夜の雨のせいで練習が早く終わり

疲労感はあるもののそこまで疲れていない




今日のランチは

Pak choi(チンゲン菜)炒めあんかけを

パーボイルライスにかけた創作料理

中華と和のちょうど間って感じで美味しい



昨日仕込んでくれたライムジュースと一緒に頂く

グラスに注いだら少し飲み

アロマティックビターズを数滴

またガラリと風味が変わる!

ビターズの力恐るべし





昼から行われているMedium Categoryの

Semi finalsの生配信があったのでそれを見ながら

昼寝したり準備したり





今日は会場のSavannahに直接5時に来いとの指令が

5時の時点でまだMediumも終わっていないので

ダラダラ過ごす

6:30Mediumバンドの演奏が全て終わり家を出る




車をパンヤードに停めそこから歩いてSavannahへ行く作戦

パンヤードに到着すると

当たり前だけど

楽器やラックがひとつもなくもぬけの殻

Marshalさん達が先に運んでくれているおかげ様

ありがたい









































































歩いてフラフラとSavannahへ

道中何バンドか練習しているのを聞きながら

このお祭りのような独特の高揚感

やっぱりSavannahは特別な場所

あさみちゃんも今日はきっと会場に来て

あのバンドのアレンジがどうとか

このバンドのここが良かったとか言ってるんだろなぁ





































サバンナのゲートのところにもバンドがセッティングしていて

通るだけでも一苦労

なんとか抜けたらスープ屋さんの屋台が二つも出てて

匂いに吸い寄せられそうになるも

まずはバンドの様子を伺うべく

Desperadoesがセッティングしている辺りへ近づくと

雑踏の中聴いたことのあるエンディングのフレーズ

!!

!!!

え!

練習始まってますやん!

スープ食わんで正解!





































2時間遅れは当たり前のトリニタイム

ちょっと余裕持ち過ぎたかな…

まぁこういう時もトリニダード人と同じく

慌てない動じない

自分の楽器を探しに行く

セッティングしている後ろ側に楽器がまとめて置いてある

というので取りに行ってみる
















































楽器庫の門番Saloopが一緒に楽器を探してくれた

今年は楽器の裏にシールも貼ってあるので

一目でわかるはずが見当たらない

2016年に自分の楽器が見つからず

余っていたショボショボのパンで弾いた思い出が頭をよぎる





探していると同じTenor SectionのTeannaが

「Jaiのpanこっちにあるよー」

と声をかけてくれた

後ろ側のラックに立てかけてあった
















































おい!

なんでやねん!

確実に誰かが何かしらの理由で動かした

あれ?

新手の嫌がらせですか?





楽器をセットして練習

少しやったら休憩

TunerのAndyさんが差し入れてくれた超大盛りPelauを

空腹の胃袋に流し込む

ChickenとPigtailが入っていて

付け合わせのCole Slowも美味しい!




食後は他のバンドの様子を伺う

人が多くて移動が一苦労

Renegadesでは英路さんの姿も確認できた
































































何バンドか見て

調子に乗ってビール飲みながら

Desperadoesのラックに戻ったらまた練習始まってた…

ビールを持ってラックに入れないので

飲みながら高みの見物





































飲み終わったら戻って練習

アレンジが変わったイントロとエンディングを中心にやって

本番のテンポで頭から通す

なかなか良いグルーヴ

気合入っててみんな熱の入った良い演奏




そうこうしていたらラックが動き始めた

Savannahのステージに向かうのだ

ラックはメンバー以外にも

サポーターの人たちも一緒に押してくれる
























































































































ステージのゲート少し手前にラックを並べて

最後の一回曲を演奏して練習

練習というより本番に向けての助走というか

ボルテージを上げるための演奏

ウォーミングアップみたいなゆるいもんじゃなくて

ギアを完全にTopに入れた演奏

ラックの中や隙間には沢山のサポーターさん達

演奏はかなり良い雰囲気

プレイヤーもサポーターも沸き立っているのがわかる





更に歩を進め

ステージの目の前まで来て

1つ前の出番のFonclareの演奏が終わるのを待ち

一気にステージにラックが駆け上がる

演奏曲More Sokahが爆音で流れる中

毎回ここは戦場のようにピリピリしていて

ヘラヘラ歩いているオバハンとかもいるので

邪魔だったり

ラックで轢いてしまわないように

「どけー!!!!」

と怒号が飛び交う

120人が演奏する分のラックが

ものの見事に並んでいく様はいつ見ても圧巻



































































































































細かいラックの微調整をしていざ本番

急に緊張感が漂う

メンバー同士握手やハグ、拳を合わせ

カウントを待つ

アイアンがカンッと一度鳴り客席に向かってお辞儀

Zandaさんが宗教上神様以外には頭を下げないので

去年はスティックを頭上に掲げたけど今年は違うみたい

もう一度アイアンがカンッと鳴り一同直れ




カウントはPreliminaryと同じく

音痴のDrill Master Curtisが務める

各バンド個性豊かないろんなカウントがあるが

Curtisのカウントはシンプル

カンカンカンカンと4拍鳴るだけ

はっきり言って入りにくい

誰か

「お前のカウント入りにくいぞ」

って言うてやってくれ





曲が始まれば

あっという間に8分間が過ぎてゆく

120人で爆音で奏でているはずなのに

静寂の中に自分がいるような

集中力の波の中に浮遊しているような不思議な感覚

本番でしか出せないグルーヴ

体が自然と動いて飛び跳ねて

腕の筋力が限界でも目一杯スティックを振り続けた































































































新しく変わったエンディング

あれ?

カッコよくキマったけど

休符のところで何人か音漏れてなかった??

大丈夫か...??




でもそんなことも一瞬で忘れちゃうぐらいの爽快感と達成感

全身汗だくでステージを降りる
















































自分が演奏したラックを押してそのままパンヤードへ

そしてしばらくして賄いが出た!
















































セミファイナル後は決まってフライドチキン




















































































Royal Castle通称ロイキャ(勝手に呼んでるだけ)の

フライドチキンとSTAGでお疲れ様の乾杯
















































そうこうしているとResultsが出た模様

最後から2番目の出番だったので結果発表が早い

ラジオでドキドキしながら聴きたかったのに

ビール買ってる間に発表されていたみたい




結果は…

1位は二連覇中のRenegades

Preliminaryで1位だったExodusと

我々Desperadoesが2位タイで並ぶ展開

1位との差は2ポイント









































まずまずの順位と演奏した感触や手応えから

決してパンヤードの雰囲気は沈んでいないし悪くない

勝てるかも?

という期待感の方がきっと大きいのだろう

こじつけやポジティブ要素が好きなメンバーは

「Preliminaryの結果から一番ポイントがステップアップしてるのはDesperadoesやー!」

と期待に胸膨らませている様子







































まぁなんにしても気持ちが上向きなのは良いことだ

この調子で良い雰囲気を保って決勝に望みたい

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