2018/03/11

Day21【Tailor】

昨日は深酒したので長めに睡眠




トリニダードではこんなことできるよ

日本では高いけどこんな値段で買えるよ

あそこにはもう行った?

と日本人、トリニダード人関係なく

会話からいろんな情報をゲットできる




昨年はトリニダードのイケてる布を買って

日本でシャツを誂えてもらった

今年はこちらのテーラーさんに頼んでみて

トリニダードのお手並み拝見

既製品の質(特に衣服)はかなり劣るけど

こちらの人たちは気軽に服をオーダーして

普段から着ている

「意外と安く作れるよ」

と情報を頂いたのでダウンタウンへ
































Charlotte Street沿いのEast side Mallはオシャレモール

服屋さんやテーラー

ヘアサロンなどが立ち並ぶ

女性向けのドレスなどのテーラーさんが多い中

メンズも作ってそうなお店を発見

店の外で中を伺ってると

「何が欲しいの?」と声をかけてくれた

「シャツとパンツをセットアップでオーダーしたいんだけど

とここから話がトントンと進み

値段や納期の交渉に


肝心な布買ってなかった

このお店のテーラーDionさんが丁寧に

メモに布屋さんへの地図や

各用途の布をどれぐらい買えばいいか書いてくれた

こうやってひとつずつミッションを

こなしていくのがトリニダード




























次は布屋さんへ

メモに書いていたSalomieという名前

てっきりお店の名前かと思ったけど

そんな名前のお店は見つからない

これはもしや店員さんの名前?

そう推理して地図通りの角のお店に入ってみる

Salomieさんを探してるのですが

「あそこに立ってる彼女だよ」

ビンゴ!

店員さんの指名までしてたのか!

メモを見せながら布選び

トリニダードはステキな布がたくさんあって迷う





















迷いに迷って直感を頼りに

シャツ用、パンツ用の布をチョイス




























その布をもう一度Dionさんのところに持って帰り

体の隅々まで採寸

出来上がりが楽しみ!!




























せっかくダウンタウンまで出てきたので

Excellent Mallのフードコートで食事

グリル屋さんで

フライドライス
カラルー
鶏ムネ肉のグリル

を注文




























これにソフトドリンクが付いて30TT$(¥480)

安いっ!




改めて思った

俺カラルーめちゃめちゃ好きかも

この旅中に一度作ってみよう




昼寝して




お弁当作り

ピーマンが傷みかけていたので

それを使ってオムライス




























今日は去年個展を見に行って仲良くなった

絵描きのGailさんとパンヤードで会う約束をしていた




何人かのジャパニーズスティールパンプレイヤーの

絵を描きたいとのことで

その題材として写真を撮らせて欲しいとのこと

何枚か写真を撮ってもらって

「出来上がりを楽しみにしててね」

と彼女は去って行った




























パンヤードはセミファイナルの後

サバンナからラックを運び入れ

雑多においてある状態のまま




























練習できる態勢に整えるため

みんなでラックを運び並べていく

パンヤードの地面は雨でぬかるんでる箇所があって

これからファイナルに向けてお客さんも増えるので

お客さんが広く見やすいようにと

今まで南の墓地の方を向いて練習していたのを

Adrianのアイディアで西の教会の方を向くように

大幅な模様替えが行われていた
























1/3ほどラックを綺麗に並べたところで

Zandaさんがやってきた



「なにやってんの?」

「西向きにラック並べてます」

「なんで?」

「いやこっちの方がいいかなと思って

「なんでそんなことするんや!!」

「え?ダメっすか?」

「あかん!あかんでー!俺は墓地の方向いて練習したいのに!勝手なことすんなよ!墓地や!墓地や!墓地がええんや!」




みたいな会話があった模様で

またもや南向きにラックを並べ直し

もうヘトヘトなんですけど




























もしかしたら風水みたいな

方角を気にするような事があったのかな?

それともこちらの方が音が良いのか?

Zandaさんがなぜそこまで怒ったのかは謎




改めてアナログに

ひとつずつ方向を変えながら並べていく

かれこれ2時間半は掛かったかしら























そんなタイミングでファイナルに向けての衣装合わせ

それぞれ仮の仕上がりの服に袖を通し

サイズをチェックしている

順番に呼んでいるにも関わらず

勝手に来て我先にと人がごった返す

これもトリニダード






















時間は23時を回る

あれ?

これもしかして今夜も練習無し?

That's right

練習は無しです




じゃあライミングしよう

Trevさんがごちそうしてくれた

Cane wineで乾杯



























そんな時間も束の間

プレイヤー全員呼び出されてミーティングが始まった




去年までのミーティングなら

「勝てるように頑張ろう」

「練習中ラックの中で酒飲まないように」

「パンヤードでウィード吸うのやめよう」

とか小学生でもわかりそうなこと言って

サラっと終わるのに





















はじめは

「あのジェンベプレイヤー何回言ってもブレイクの所も叩きやがる!ファイナルは叩かせない!」

とか

「おいお前!セミファイナルの衣装白パンツって言ったのに黒の短パン履いて来ただろ!」

とかその程度

それが徐々にヒートアップ




特にマネージメントやセクションリーダーへの不満が

みんな溜まっていたようで大爆発

それをまた押さえ込もうとするので

「言いたいことも言えないこんな世の中じゃpoison

と反町隆史ばりにみんな怒りまくっていた




特にセミファイナルの夜にティーン同士の

喧嘩があったらしく

誰かが怪我したり

命に関わるようなことがあったら嫌だと

みんな真剣な面持ちで議論をしていた

気づけばミーティングに2時間近く費やしていて

トップのマネージャーさんがそれをなだめて

鶴の一声で散会




まだまだみんな納得していない様子で

あちらこちらで自分達の意見を交わしていた

引きずらずバンドの雰囲気が

悪くならなかったらいいなぁ

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