2017/03/19

Day42【Lenny】

町はもう平日の雰囲気

カーニバルは終わったんだなぁと

ようやく実感が出来る

と同時に帰国の日が近いという現実も迫ってきて

何だか寂しい気持ちになる

でも不思議と和食も恋しくないし

ホームシックもない




午前中から

シンガポール在住のトリニダディアンの絵描きさん

Gail Pantinさんの個展を見に

The Art Society of Trinidad and Tobagoへ

彼女は多くのスティールバンドや

スティールパン奏者をモデルに絵を描いている


ギャラリーを訪れると声をかけてくれて

日本人だと伝えるとたいそう喜んでくれた

展示されている絵を一点一点丁寧に紹介してくれて

たくさんの話を聞かせてくれた




こちらで買った楽器や衣類などを日本へ送るべく

段ボール箱の調達の為

ダウンタウンより東にあるEl Socorroという町へ

去年もお世話になった

Johnson Marketing Limited

いわゆる業務用の容れ物屋さん

箱以外にも屋台で食べ物やスープを売るための

容器なんかも売っている




無事箱をゲットして

せっかく東へ出てきたからと

La Horquettaに住む

僕の楽器を作ってくれたLenny

急なアポイントメントだけど

ダメ元で電話をしてみる

幸い家に居るとのことで

急遽会いに行くことに




Lennyは今年のPanorama

Smallカテゴリーで優勝した

La Horquetta Pan Grooveのチューナー

他にも二つほどスティールバンドのチューナーを

兼任していて

ようやくパノラマも終わり

忙しさから解放されたところ

疲れているにもかかわらず快く僕達を

迎え入れてくれた

楽器を見てみたいというと在庫の中から

一つ出してくれた

途中チューニングが気になるところは

目の前で直してくれた

奥さんのRolaお手製の

Sorrelドリンクを飲んで



Lennyの友達の娘(6歳)と遊びながら

いろんな話をした

彼女は生まれて初めてスティールパンを触ったみたい

目をキラキラ輝かせながら満面の笑み

一緒にきらきら星を弾きながら

そんな瞬間に立ち会えたことを本当に嬉しく思った

昨年は筆談でやり取りするぐらい

訛っているLennyの英語は聞き取れなかったけど

今年はかなりコミュニケイトできた

耳が慣れてきたかな?

地味に嬉しい




13年前初めてトリニダードを訪れて

右も左もわからないままバスを乗り継いで

La Horquettaまで行って購入した彼の楽器

今でも日本でライブをする時は

その楽器を使い続けている

僕の原点の一つ

また日本に帰ってからも頑張ろうって思えた

ありがとうLenny

また会いに来るね




夜はお世話になっている浦さんに

何かお礼がしたくてルームメイトみんなで

お食事へご招待

行ってみたかったという高級ステーキ店Prime

日本でも食べたことないエイジングビーフと

フィレステーキを豪快に1kgほど

ワインと共に楽しくええ時間を過ごしました


肉の焼き方に

Rareより生に近いBlueというものが

Very Red,Cold Center

めっちゃ赤くて中心部は冷たいて

それはどうなん?

って話になりRareと相成りました

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