2017/04/05

Day25【Tobago】

Semi finalから帰宅したのが朝の4時過ぎ

疲れた体にムチ打ってシャワーを浴びる

ベッドに横になるも

興奮していて寝られない

6時ごろウトウトしたのも束の間

7時には目覚ましが鳴る

早起きの理由はトバゴ島へ遊びに行くから!
寝たのか寝てないのかわからない

ぼーっとした頭で身支度を済ませる





先日森本さんの引越しのパーティーや

観光局のAPPLaunchでお会いした

日本人のゆみこさんの
(先日日本のテレビにも出てらっしゃいました)

旦那様がタクシードライバーさんなので

自宅から空港まで送ってもらった

彼の名前はReggie

普段はタクシードライバーだけど

レゲェのシンガーとしても活動していて

ステージネームはMania Man

そんなMania Manの制作中の音楽を

たくさん聞かせてもらいながら

朝のTraffic Jamを巧みにくぐり抜けてゆく

音楽の話に花が咲き眠気は

どこかに飛んで行ってしまった

無事飛行機にも間に合うように

空港に送り届けてくれたReggieに感謝




空港には余裕を持って着けたので

あきおちゃんと朝ごはん

昨夜フライドチキンを食べたにも関わらず

朝からKFC(ケンタッキー)を食らう

寝不足の胃袋にズッシリのしかかる




一緒にトバゴ島へ行く

なるおちゃん、ナナ、こばりちゃん、ちーちゃんと合流

昨夜のセミファイナルのこと

みんな寝不足なこと

少し話してチェックインカウンターへ



初めてのCaribbean Airline!!!

テンションが上がる

カウンターのお姉さんに携帯に保存にしてある

予約の画面を見せる

お姉さん「うーん…フライト時間の45分前を過ぎるとチェックインできないわよ」

!!!

えー!!

It's too late!!???

事態が飲み込めない

あれだけ早起きして楽しみにしてたのに

チェックイン間に合わず!?

さっきまでケンタッキーを呑気に食っていた

自分に言ってやりたい

「先にチェックインだけは済ませておけ」と
とりあえず聞き取れないなりにお姉さんの説明を聞くと

また30分後にカウンターへ来なさいってこと

よくわからないけど予約していた便は乗れないみたい




寝不足の6人は気合で30分待ち

呼ばれたカウンターへ戻った

すると別のカウンターへ案内された

たくさんの人がそのカウンターには居る

ん?なんだこれは?

状況が飲み込めない



係りのお姉さんが順番に名前を呼び

呼ばれた人はチケットをもらっている

自分の名前を聞き逃さないように

近くで待ち構えていると

最後まで名前を呼ばれることなく

カウンターはクローズ



これヤバいんじゃない?

もしかしてキャンセル待ちのリストに入れられて

順番に呼ばれるんじゃ

6人の憶測が飛び交う

カウンターに確認してみると正にそれで

「あなたたちはウェイティングリストに名前があって今はスタンバイ状態よ」

と言われた

また次は約40分後

カウンターへ向かうと

係りのお姉さんに手招きされる

6人分のIDを見せて」

お!

これはもしかして!?

六枚のチケットを受け取った

よっしゃー!!

セキュリティチェックを済ませ

無事に搭乗
かわいいプロペラ機の初Caribbean Airline
機内ではご機嫌にCalypsoが流れている
ご機嫌も束の間

睡眠不足の我々は搭乗と共に爆睡

気がつけばトバゴ島に到着していた

来たぜトバゴ島!




愛してやまないTHE BLUE HEARTSの最後のアルバム

PAN にトバゴの夢(キチナーに捧ぐ)という曲がある

キチナーとは言わずと知れた

カリプソの父Lord Kitchener

まだ中学生だった僕は

トバゴもキチナーもなんのことやらわからなかった

でもその曲中に鳴る

スティールパンの不思議な音に心惹かれた

後に音の主が原田芳弘さんだと知り

初めてお会いした時の感動は今でも忘れられない

そんなスティールパンとの出会いの曲

"トバゴの夢"の舞台トバゴ島

と言っても歌詞の内容は

カーニバルやキチナーのことばかりで

トバゴのことには全く触れていない

でもここに来れたというのは何だか

夢のような話

心が震えた




タクシーを手配し

Pigion Pointというビーチへ向かうことに
移動の少しの時間で有り得ない量の降雨

到着した時には完全に土砂降り

まぁでもどうせ海に入ったら濡れるし…

ってことで雨の中海へin

海水の方が温かくて気持ち良い!
でも三半規管が弱くてすぐ波酔いするので

短いスパンで何度か海へ

その間も雨は一向に止む気配すらない




海を堪能し帰りの飛行機は絶対ミスできない我々は

早めにタクシーの手配

行きは6人一緒に乗れるタクシーをチャーターしたけど

帰りは難しい

Barのマスターに6人で乗れるタクシーがないか相談

3人ずつ二台に乗れば?と言われたけど

何となく行きの料金より高くなるのが解せず

食い下がってみる

「行きはこの料金で行けたんよー。飛行機のチェックインまで後30分しかなくて…」

と伝えると

「わかった店の外へ来い」

Barのマスターが言う

外へ出ると自分の車を出す準備をしてくれていた

「え?乗せてくれるの?」

「もちろん」

「ありがとう!ちなみにおいくらですか?」

「お金はいいよ!飛行機間に合わないから早く乗りな!」

ありがたい

旅中の親切は本当に心に残る
無事に空港に到着し歩いていると

彼が車から降りて僕らの方へやって来た

あら?何か忘れ物か?

「チェックインカウンターはそっちじゃないよ!こっちだよ!」

わざわざ車を停めて僕らにそれを伝えに来てくれた

「また晴れの日のトバゴ島もいいから遊びに来いよ!」

今日の天気とは裏腹に晴れやかな気持ちになった




帰りの飛行機も搭乗と共に爆睡

起きたらトリニダードに到着していた



帰りもReggieが迎えに来てくれた

「お前達がトバゴ島で遊んでる間に一曲出来たぞ」

Mania Manの新曲を聞かせてくれた

「もしお前達でもその友達でもタクシーで困ってたら連絡してこい。僕は安全だから」

今日はたくさん人の優しさに触れた良い1日だ

ONE LOVE





夜ご飯は高級イタリアンのbuzo
110000円ぐらいするけど

せっかくのトリニダードでたまの贅沢も悪くない



美味しい料理に舌鼓を打ちながら


楽しく喋ってたらワインもボトルで3本空いていた

頑張って拙い英語で予約した甲斐があった




今日はセミファイナルの緊張から一転

癒しの1日になった

あぁトバゴで本気泳ぎし過ぎで

体がバキバキのバキのヘトヘトのヘト…

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