2020/02/23

Day37 Cooking Liming

今日も目一杯予定をブチ込む

まずは早起きしてファイナルの前日から出来ていなかった

溜まりに溜まった洗濯物をまとめて済ませる
















































今日は僕が日本で演奏の時に使っている

スティールパンの作者Lennyに会う約束がある

彼の住むLa Horquettaに向かう道中

朝早くにしか出没しない

PieとDoublesの美味しいお店が開店していた
















































人気のPieは残念ながら売り切れていたけど

残りわずかのDoublesをゲットできた

早起きは三文の徳
















































2004年に初めてトリニダードに来て

右も左もわから何とか辿り着いた

La Horquettaの町

いつ見ても懐かしく感じる

Phase5の看板が見えるとあと少し
















































Lennyの家にも迷わずスッと来れるようになった

家の前に車を停めると

携帯電話と電話の子機を両手に抱えた

Lennyが出てきてくれた

とうやらベースパンのチューニングの為

楽器を持ち上げたら

ポケットの中の携帯電話にちょうどぶつけて

画面がバキバキになったそう…

電話帳のデータも消滅して電話の子機から

アナログにメモを取りアドレス帳を復活させていた





工房に入れてもらってゆっくり話す

その中でもトリニダードのパンチューナー達を

取り巻く問題についての話がかなり重い内容だった

















































今活躍しているパンチューナーは高齢の人が多く

ここ数年で数名の腕利きのチューナーさんが他界し

チューナーが不足しているという

今年のパノラマは相当体がキツかったみたいで

今数名のチューナーで結託して

若手を育てるアカデミーを作っているとか
















































そしてもう一つ大きな問題が

このスティールパン大国トリニダードで

材料であるドラム缶が手に入らないという事

Pantrinbago(トリニダードのスティールパン協会的な団体)が

ある筋から買い占めて持っていたドラム缶が底をつき

今はチューナー達が個人で仕入れている状態とのこと




この材料不足問題に一石投じるべくLennyは

過去に作ったスティールパンのカットした余りの

ドラム缶のスカート(胴の部分)に平らな鉄板と

輪っか状の縁を付けて

新たな材料作りをするという選択肢も考えていた
















































その新たな材料で作ったスティールパンも

試奏させてもらったが

音もしっかりしていてなかなか面白い

でもいつものLennyの音とは何かが違う

改良の余地有りか...





今年はLage bandのBirsongの全ての楽器120台を

一人でチューニングしていたようで

カーニバルが終わった今もまだコンサートの予定があり

忙しいとのこと

顔を見ると疲労の色がうかがえる中

時間を作ってくれたLennyに感謝




































今日は腕利きチューナーでもあり

Good chefでもあるAndyさんに料理を教わる日

今年は彼もかなり忙しそうで

時間を作れないかも?

という話だったが

なんとか時間を作ってくれた

本当に感謝





昨年はPelauの作り方を教えてもらった

昨年の様子はこちら

今年はリクエストして三品

Okro Rice
Trinidad Pepper Souce
Curry Chicken


AndyはDirector (ディレクター)

「ChefはJaiおまえだ」

という事でAndy監督の指示のもと料理を作り進める




はじめに取り掛かったのはOkro Rice

一言で言うとオクラの炊き込みご飯

今回はPigtailが具材として入っていて塩加減も抜群

みんなにも食べてもらってなんと完売!嬉































































































香りを楽しみたい食材は最後に投入

ピメントと
















































トリニダード料理には欠かせない

Chadon Beni(シャドベニ)































































































続いては

各家庭やお店で味が違うPepper Sauce

この辛さとこの香りは

トリニダード料理には欠かせない

今日は初めて実験的にオクラも入れてみるとの事

料理教室で初の試みの実験的レシピ

ここの教室はなんだかワクワクしてアツいぞ






























































































Andyは混ぜるスプーンが無いからと

豪快にナイフで混ぜてました
















































そして最後はCurry Chiken

とてもシンプルなレシピでした

鶏肉のエキスや脂

シーズニングや野菜の風味がグレービーに溶け込んで

こちらもバカウマ





























































































































































































Buss up Shutと一緒にどうぞ































































































トリニダードでやりたい事

1つはなんと言ってもスティールパン

パノラマでの演奏

それともう1つは家庭のキッチンで家庭料理を習う事

これが今年はたくさん叶った

時間を割いて教えてくれた方々に感謝





作れるトリニダード料理のレパートリーが

増えてきて嬉しい

冗談まじりAndyに

「日本でトリニダード料理のレストランやれば?」

と言われた

新しく挑戦してみる??

料理は忘れてしまわないように帰国したら

作ってみようと思います




出来上がった料理を食べながらライミング
















































昨年からハマっている

Extempo MonarchのFinalsをみんなで鑑賞

Extempoとはカリプソの一種になるのかな?

歌手が二人並び

定番のオケの中で決められた尺で

アドリブで歌詞を考えて歌い

お互いをけなしたり

自分の方がイケてるぜとアピールしながら

相手の歌った歌詞に言葉をかけたり

かっこよく切り返したりして戦う

今流行りのラップバトルのカリプソ版みたいな感じ


英語が得意ではない僕には

歌っている歌詞を聞き取るのも大変だし

ましてや時代背景やストーリーなどを

読み取るのは至難の技

Andyに一節歌うごとに曲を止めて解説してもらい

「へぇ〜そういうことか〜」

とか感心しながら見るのがなかなか面白い





他にも今年のPANORAMAの他のバンドや

違うカテゴリーの演奏を見ながら

食べて飲んで喋って有意義な時間を過ごす

最高の時間をありがとう♪




























帰宅して

お腹いっぱいのはずなのに

Fried Porkがあるよ

と言われれば食べてしまう

いわゆる豚肉の唐揚げ

STAGのアテにもってこい
















































更に今朝鶏肉を解体していたなぁと思ったら
















































「Curry ChickenとDhalも作ったからよかったら食べて」

と言ってくれた

残りわずかな滞在時間

食べれるローカルフードは無理してでも食べる

Curry ChickenはAndyのスタイルとはまた違う味

これはこれで美味しい

Dhalは今年食べて大好物になったメニュー

めちゃめちゃ美味いっ!

こちらもSTAGとの相性抜群

お腹パンパカパンでほろ酔いでおやすみなさい

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