Semi finals当日
昨夜の雨のせいで練習が早く終わり
疲労感はあるもののそこまで疲れていない
今日のランチは
Pak choi(チンゲン菜)炒めあんかけを
パーボイルライスにかけた創作料理
昨日仕込んでくれたライムジュースと一緒に頂く
グラスに注いだら少し飲み
アロマティックビターズを数滴
またガラリと風味が変わる!
ビターズの力恐るべし
昼から行われているMedium Categoryの
Semi finalsの生配信があったのでそれを見ながら
昼寝したり準備したり
今日は会場のSavannahに直接5時に来いとの指令が
5時の時点でまだMediumも終わっていないので
ダラダラ過ごす
6:30Mediumバンドの演奏が全て終わり家を出る
車をパンヤードに停めそこから歩いてSavannahへ行く作戦
パンヤードに到着すると
当たり前だけど
楽器やラックがひとつもなくもぬけの殻
Marshalさん達が先に運んでくれているおかげ様
ありがたい
歩いてフラフラとSavannahへ
道中何バンドか練習しているのを聞きながら
このお祭りのような独特の高揚感
やっぱりSavannahは特別な場所
あさみちゃんも今日はきっと会場に来て
あのバンドのアレンジがどうとか
このバンドのここが良かったとか言ってるんだろなぁ
サバンナのゲートのところにもバンドがセッティングしていて
通るだけでも一苦労
なんとか抜けたらスープ屋さんの屋台が二つも出てて
匂いに吸い寄せられそうになるも
まずはバンドの様子を伺うべく
Desperadoesがセッティングしている辺りへ近づくと
雑踏の中聴いたことのあるエンディングのフレーズ
!!
!!!
え!
練習始まってますやん!
スープ食わんで正解!
2時間遅れは当たり前のトリニタイム
ちょっと余裕持ち過ぎたかな…
まぁこういう時もトリニダード人と同じく
慌てない動じない
自分の楽器を探しに行く
セッティングしている後ろ側に楽器がまとめて置いてある
というので取りに行ってみる
楽器庫の門番Saloopが一緒に楽器を探してくれた
今年は楽器の裏にシールも貼ってあるので
一目でわかるはずが見当たらない
2016年に自分の楽器が見つからず
余っていたショボショボのパンで弾いた思い出が頭をよぎる
探していると同じTenor SectionのTeannaが
「Jaiのpanこっちにあるよー」
と声をかけてくれた
後ろ側のラックに立てかけてあった
おい!
なんでやねん!
確実に誰かが何かしらの理由で動かした
あれ?
新手の嫌がらせですか?
楽器をセットして練習
少しやったら休憩
TunerのAndyさんが差し入れてくれた超大盛りPelauを
空腹の胃袋に流し込む
ChickenとPigtailが入っていて
付け合わせのCole Slowも美味しい!
食後は他のバンドの様子を伺う
人が多くて移動が一苦労
Renegadesでは英路さんの姿も確認できた
何バンドか見て
調子に乗ってビール飲みながら
Desperadoesのラックに戻ったらまた練習始まってた…
ビールを持ってラックに入れないので
飲みながら高みの見物
飲み終わったら戻って練習
アレンジが変わったイントロとエンディングを中心にやって
本番のテンポで頭から通す
なかなか良いグルーヴ
気合入っててみんな熱の入った良い演奏
そうこうしていたらラックが動き始めた
Savannahのステージに向かうのだ
ラックはメンバー以外にも
サポーターの人たちも一緒に押してくれる
ステージのゲート少し手前にラックを並べて
最後の一回曲を演奏して練習
練習というより本番に向けての助走というか
ボルテージを上げるための演奏
ウォーミングアップみたいなゆるいもんじゃなくて
ギアを完全にTopに入れた演奏
ラックの中や隙間には沢山のサポーターさん達
演奏はかなり良い雰囲気
プレイヤーもサポーターも沸き立っているのがわかる
更に歩を進め
ステージの目の前まで来て
1つ前の出番のFonclareの演奏が終わるのを待ち
一気にステージにラックが駆け上がる
演奏曲More Sokahが爆音で流れる中
毎回ここは戦場のようにピリピリしていて
ヘラヘラ歩いているオバハンとかもいるので
邪魔だったり
ラックで轢いてしまわないように
「どけー!!!!」
と怒号が飛び交う
120人が演奏する分のラックが
ものの見事に並んでいく様はいつ見ても圧巻
細かいラックの微調整をしていざ本番
急に緊張感が漂う
メンバー同士握手やハグ、拳を合わせ
カウントを待つ
アイアンがカンッと一度鳴り客席に向かってお辞儀
Zandaさんが宗教上神様以外には頭を下げないので
去年はスティックを頭上に掲げたけど今年は違うみたい
もう一度アイアンがカンッと鳴り一同直れ
カウントはPreliminaryと同じく
音痴のDrill Master Curtisが務める
各バンド個性豊かないろんなカウントがあるが
Curtisのカウントはシンプル
カンカンカンカンと4拍鳴るだけ
はっきり言って入りにくい
誰か
「お前のカウント入りにくいぞ」
って言うてやってくれ
曲が始まれば
あっという間に8分間が過ぎてゆく
120人で爆音で奏でているはずなのに
静寂の中に自分がいるような
集中力の波の中に浮遊しているような不思議な感覚
本番でしか出せないグルーヴ
体が自然と動いて飛び跳ねて
腕の筋力が限界でも目一杯スティックを振り続けた
あれ?
カッコよくキマったけど
休符のところで何人か音漏れてなかった??
大丈夫か...??
でもそんなことも一瞬で忘れちゃうぐらいの爽快感と達成感
全身汗だくでステージを降りる
自分が演奏したラックを押してそのままパンヤードへ
そしてしばらくして賄いが出た!
セミファイナル後は決まってフライドチキン
Royal Castle通称ロイキャ(勝手に呼んでるだけ)の
フライドチキンとSTAGでお疲れ様の乾杯
そうこうしているとResultsが出た模様
最後から2番目の出番だったので結果発表が早い
ラジオでドキドキしながら聴きたかったのに
ビール買ってる間に発表されていたみたい
結果は…
1位は二連覇中のRenegades
Preliminaryで1位だったExodusと
我々Desperadoesが2位タイで並ぶ展開
1位との差は2ポイント
まずまずの順位と演奏した感触や手応えから
決してパンヤードの雰囲気は沈んでいないし悪くない
勝てるかも?
という期待感の方がきっと大きいのだろう
こじつけやポジティブ要素が好きなメンバーは
「Preliminaryの結果から一番ポイントがステップアップしてるのはDesperadoesやー!」
と期待に胸膨らませている様子
まぁなんにしても気持ちが上向きなのは良いことだ
この調子で良い雰囲気を保って決勝に望みたい
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