いよいよ今日はPanorama Final
夜は長丁場になりそうなので
眠れる時にしっかり寝ておく
あきおちゃんがバンドメンバー裕君から
餞別でもらった餅をゲン担ぎに
磯辺焼きにしてお弁当の準備(粘り勝ち)
ファイナル前日に髪の毛を編んでもらう約束を
Mirandaとしていたけど諸事情で今日に延期
「また連絡するわ」と言われていたので
今日はいつできるかなぁ?と思っていたら
連絡がないまま
サバンナへ行く時間となっていた
18時集合だと言われたけど
誰も18時に来ないのは目に見えているので
19:30頃サバンナへ
昨夜のうちにラックはトラックで運ばれていた
自分の楽器の有無とポジションを確認し
あきおちゃんとサバンナをぶらぶら
各所に各バンドのラックが置かれ
そこらじゅうでスティールバンドの音が鳴り響く
途中いろんな友達にも会えた♪
そうこうしているとMirandaがやってきた
連日の練習と仕事で相当お疲れの様子…
「あのー…Miranda…髪の毛…できる…?」
遠慮気味に聞いてみたらMirandaは優しく頷いた
彼女の演奏するベースパンのラックにて
青空美容院が開院
娘のElizabethもお手伝い
器用に素早く髪の毛が編まれていく
サイドを少し残してほぼ完成した時
ドリルマスターのCurtisがガンガンと
スティールパンのスカート部分を叩く
練習が始まる合図
中途半端な状態だったけどサイドの髪の毛を
うまくまとめてファイナル向けの髪型にしてくれた
「まだ未完成だから続きは後でね」
我々Desperadoesの出番は1番
そんなに沢山の練習時間はない
ウォーミングアップと
本番に向けてのテンション上げ
細かい確認
何度か頭から通したり
イントロやエンディングの気になる箇所をドリルしたり…
徐々にラックを移動させて
サバンナの会場へと近づいていく
一番手不利のジンクスを覆すべくみんな気合充分
さぁいよいよ本番
スタッフやサポーターの人達と一緒に
眩しいステージへ向かう坂をラックを押して上っていく
メンバーは写真を撮ったり踊ったりリラックスムード
照明の色が変わり
ドリルマスターのCurtisが体を揺らして
曲のテンポを出し始めた
カンカンカカン
お馴染みのカウントスタートで
みんなキリっと臨戦態勢に
カンカンカンカン
四分のカウントと共に一気に曲が始まり
マックスボルテージ
ラックの前にいるザンダの一挙手一投足が
メンバーの士気を高める
練習では何度やっても規定の8分を少し越えていて
減点対象になるところだったけど
見事に本番は7分50秒ほどでやり切った
メンバーと顔を見合わせ笑いながら演奏したり
飛んだり跳ねたり揺れたり
毎度のことながら
スタートしてしまえばあっという間の8分間
達成感
焦燥感
楽しい
寂しい
たくさんの感情が交差していく
ステージを降りる頃には
やり切ったすっきりとした
穏やかな気持ちになっていた
パンヤードに戻り
Mirandaに髪の毛の続きを編んでもらう
メンバーの何名かはサバンナの会場に残って
他のバンドの本番を聞いていたみたいだけど
何だかこのパンヤードから離れたくなかった
そうこうしてるうちに僕らの後の
10バンドの演奏が終わり
Resultsの時間となった
メンバーの車のドアをフルオープンにして
カーラジオでみんなで結果を聞く
惜しくも我々Desperadoesは二位という結果でした
やるべきことはやり切ったので悔いは無い
演出や特殊効果などをふんだんに使った
バンドもあり"純粋な音楽ではない"と
負け惜しみのように自分自身に言い聞かせてみたり
なかなか現実を受け止めたくない気持ちもあったけど
そういうことも加味したパフォーマンスとしてのポイント
甘んじて受け入れなければいけない
優劣がはっきり決まってしまうのが勝負の世界
連覇こそならなかったけど
二位という結果に胸を張らなければ
前記した各バンドのド派手な演出効果
うちのバンドはというと演奏がスタートして
すぐにフロントラックに飾っていた
サインボードが落ちてくるという
ドリフ的演出ともとれるアクシデントのみ
もしサインボードが落ちなければ?
もし演奏順が1番じゃなかったら?
いろいろ思うところはあるけれど
タラレバの話をしても仕方ない…
何よりも大好きなメンバーと
大好きなパンヤードで過ごした
かけがえのない時間が何事にも代え難い
最高の幸せな時間であったことを忘れたくない
プレイヤー、スタッフ、サポーター
全てのDesperadoesのみんなを誇りに思います
Love Desperadoes
旅の相方あきおちゃんは
なんとSarliftのフロントラインという
すごいポジションをゲットしていた
おそらく日本人男性では初!?
あんたマジでかっこええわ!
新しい風吹かせた!!
Good job!!!!
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